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2018-10-23

4年後に

福崎 亮佑

高校時代の自分にホッケーが楽しいかと尋ねたら、煮えきらない答えが返ってきただろう。理由は色々あるが、一つ確実なのは自分がホッケーときちんと向き合わず、面白さを理解してなかったからだと思う。

大学の部活、サークル選びでもホッケー部は選択肢の一つでしかなく、先輩に誘われるがまま軽い気持ちで練習に参加した。

驚愕した。

球速が速い、人の動きが速い、そしてもちろんシュートが速くて止まらない。驚き、呆然とすると同時に何か納得するものがあった。これが本当のホッケーだ、高校時代のものとはレベルが違うのだと。


半年間、大学でホッケーをして技術も多少は向上し、新しい戦術も覚えてきた。しかし、4月に自分が感銘を受けたホッケーには程遠い。プレーが上手くいかず自分が嫌になる時もある。

でも、イライラしてばかりでもしょうがない。同期、先輩、と技術を身につける場はいくらでもある。

せっかく大学でもホッケー部に入ったのだから、高校時代にはできなかったこと、否、やろうともしなかったことを成し遂げたい。

4年後、ホッケーが楽しいと自信を持って言えるように。

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