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UNIVERSITY OF TOKYO HOCKEY TEAM
東京大学運動会ホッケー部
Est. 1925
2021-05-05
言い訳
高田 大斗
思えば、言い訳ばかりしてきた2年間だったと思う。
大学の課題があるから、今日は練習動画は見れないとか、明日は授業が1限からあって早く寝ないといけないから今日は筋トレはできないとか。そうやって言い訳しておきながら、実際は課題もやらず、夜更かしして起きたら昼過ぎだった、みたいな生活を繰り返して面倒くさいことから逃げていた。挙げ句の果てには、部活のことから逃げるために勉強を言い訳にして勉強から逃げるために部活を言い訳にしていたなんてこともあった。そして部活と勉学を両立してさらにどちらでも結果を残してきた先輩をこの目でたくさん見てきたから、余計に自分が今まで逃げていたのかがよく分かる。
去年1年間もそうだった。2年生になっても下級生気分が抜け切らないのを、自分の意識の問題なのにコロナで新歓ができなくて新入生が入らないせいにしている節があった。
実際、言い訳し続けてきたツケが回ってきたとは感じる。自分が下級生気分でいる間にも周りの同期は努力していた。そうして去年1年間でかなり上手くなった同期もいる中で、僕は全然前に進んでいなかったのだと痛感している。チームを本格的に支える3年生という立場にそぐわない自分がいる。
ホッケーにおける自分の課題から逃げてきた自分を変えるチャンスは今しかない。というか、今を逃したらもう二度とホッケーと真剣に向き合えるチャンスはやってこない。今は自分の大学生活全てがこの1,2ヶ月に懸かっているという覚悟を持ってホッケーに向き合わなければならない。
非常に情けない文章になってしまったが、自分への戒めとさせていただきたい。
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