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2020-10-06

秋リーグの意味

松田 和真

今年の秋リーグは何のためにやるのか。

学連として、入替戦中止の議論に関わってきたからか、考える機会が多かった。


「入替戦がないなら、リーグ戦をやる意味はないんじゃないのか」


入替戦中止に反対する一つの信念であったし、心のよりどころでもあった。

それでも、入替戦がない状態で秋リーグは始まった。
本気でやってきた人ほど落胆も大きかったはずだ。特に4年生には「また来年」がない。

しかし、
我々は皆その現実を受け入れたわけで、ぼやきながら試合を「消化」していくのは違うとも思う。


じゃあ何のために「二部優勝」を目指すんだろうか。


意地、プライド、これまでの集大成、、、


人によって色々あるとは思うが、3年生の自分にとっては「来年強いチームになるため」というのが大きい。


2か月後には4年生が引退し、半年後には自分たちを最高学年としての春リーグが始まる。
コロナで活動休止になってからもう半年が経過しているし、きっとあっという間だろう。


そう考えると、新チームは既に始まっているんだなという感覚が強い。

代が替わったら新しい自分に生まれ変わる、ということはなく、この2か月弱の延長線上に2021の自分がいるし、チームがいる。

だから秋リーグは本気で「2部優勝」を目指す中で、Bullions2021で自分はどうありたいか、どういうチームでありたいか、ということを考えながら実践する機会にしたい。

負けたら終わりの、リーグ戦特有のピリピリした感じの中で、4年生はどのように振る舞っているのか、見習うべき行動やプレーはないか。吸収しながら成長する期間にしたい。


究極的には、新入生にこの部活に入りたいと思ってもらえるようなチームになりたい。


話が飛躍しすぎてしまったが、次の準決勝、立教戦に勝たなければ何も始まらない。
2年半やってきて、勝ちも負けも「誰かのせい」「運が悪かった」ということはなく、全て「自分がどれだけ本気でやってきたか」にかかっているのだと気づいてきた。


あと2か月弱、秋リーグを通じて成長できたと言えるように、そういう意味を後づけでも自分でつけられるように、頑張ろうと思う。

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