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2015-10-22

焦燥感対策

高橋 直熙

5月からホッケー部に入部し、はやくも5カ月たった。ホッケー部に入部した理由としては、大学で本気でスポーツに取り組みたかったというのが主な理由ではあるが、やはり高校でのホッケー経験が有利に働くんじゃないかという下心があったことは否めない。練習は週5回、これは嫌でも上手くなるんじゃないかと思っていた。
8月になって大して上達していない自分に気付いた。原因は単純で、練習をこなすだけになっていたからだ。具体的な目標も、明確な意識も欠けていた。今になって思えば、まぁ当たり前だなとは思うけど、その時の自分は結構焦っていた。どうやったら上手くなるのかが分からない。経験、未経験を問わず上達する同期をみてさらに焦った。一年練がなくなり育成と合流して練習が体力的にキツくなっていたこともある。良い精神状態とはとても言えなかった。
今自分は腰を怪我して満足に練習に参加できない。が、精神状態は悪くない。正直なんでこう気持ちが落ち着いたのかは分からない。練習に参加できないことで体力に余裕ができたせいかもしれないし、最近始めた玉こねの練習で手応えを感じたからかもしれない。ただ言えるのはあの焦燥感を克服したわけではないのだ。

あの焦燥感はなかなか酷いものだと思う。あんなものは二度と経験したくない。
だから意識を明確に、目標を具体的に、練習に取り組む。そして絶対に上手くなる。

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