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2015-11-12

早く

武藤 宝

東大ホッケー部に入部してもう6か月が過ぎた。月日が刻々と過ぎていく中、一体自分にはどれほどの成果が残っただろうか。
確かに少しは成長した。ホッケーに関してゼロから始めたのだから当然である。
が、しかしそれでも同期や先輩と比べるとやはりまだ未熟である。

もし、このままのスピードで上達していったら、来年は先輩たちのようになれるのか?
この不安は夏からずっと残っている。


七帝戦後の面談で、1年コーチの万代さんにこんなことを言われた。
「早く上達することが試合で活躍するための一番の近道だ。」と。早熟しろ、と。


だから早く上達したい。

だが当然、そう思ってるだけでは、(ある程度上手くはなるかもしれないけれども)成長スピードは大きく変わってくる。


限られた時間の中でどれだけ成長できるかが、将来のプレーヤーとしての自分の実力を決めるのは間違いない。将来、絶対に実力が足りずに、しかもぎりぎりのところで負けた...なんて後悔はしたくない。

長距離なのに1秒もないくらいの差で入賞を逃した中3の夏みたいに。


そのために、色々考えると動作が固くなる自分には、意識しなくても意識できてるくらいホッケーの技術を刷り込むことが必要だと感じた。これは難しいことだと思うが、練習時に緊張感をもって取り組み、毎日の成長を記録し、プレーのイメージを掴むことで達成できるのではないか?



こんな雑感を抱きながら、日々成長し、
そして早く、早く、
チームの力となる。

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