UNIVERSITY OF TOKYO HOCKEY TEAM
東京大学運動会ホッケー部
Est. 1925
2015-11-05
成長と勝利
浅野 康一郎
高校からホッケーをはじめて四年目
改めて長いなと感じる。
大学でホッケーをするというのは高3の引退後からすでに決めていたことだった。
理由は、ホッケーが楽しかったから。それ以外ない。
1人1人の個性あるプレーヤーが11人集まって一つのチームとして戦う。
これが僕が最初から今まで感じてきたホッケーの面白さだった。
でも、高校から大学でのホッケーはいい意味で変わった
高校では、試合の負けをいつも自分のどこかで受け入れてしまっていた。
振り返ってみれば、
練習の目的も自分で見いだせていなかったし、単純に目先の楽しさでホッケーをしていたように思う。
でも、高3最後の都大会、負けで終わり、
かつてないほどの悔しさが溢れ出てきた時、初めて気付かされたことがあった。
今まで自分は勝ちだとか、成長だとかを諦めてしまってたんだなと。
高2の都大会で勝った時点でもう満足してしまっていた自分がいたんだなと。
自分の愚かさと不甲斐なさに改めて気づかされ驚いた。
そして大学
高3で自らの諦めに気づけたおかげで、新たな気持ちでホッケーを始めることができた。
純粋に、成長したい、チームで勝つ高揚感、達成感というのを味わいたい。
それだけでホッケーに対するワクワク感が高まった。
大学でホッケーをしてからもう7カ月あっという間だった。楽しい同期に囲まれ、うまい先輩に囲まれ、練習試合だって何回も経験したし、Jr.戦で勝利もしたし、優勝もした。
この高揚感ある中、自分は周りから技術面でも、精神面でも、頭で整理が追いつかないほど様々なことを吸収してきたし、まだまだ吸収途中である。
だからこそもっともっと高みを目指していきたいし、最終的にチームに還元していきたい。もちろんチームの中で、意見を摺り合わせながら。
ホッケーの魅力はチーム力で戦うところだと思うから